人気ブログランキング | 話題のタグを見る
この国の人間は
先ず思うのがモラルに欠けるという点。

何のモラルかって言うと、自分のペット(愛鳥)を「ほらお友達よ」と言いながら店の鳥かごに放り込んだり、三箇所程触らないで下さいと書いてあるのに手を突っ込んでウサギを撫でまわす。

挙句の果てには保温している部屋のドアを全開にして立ち去る(鳥の雛が震えてしまう)・・・・。

何度か「勝手に触らないで下さい」とか「開けないで下さい」とか言っても効果無しだと結構萎えてしまうもの。

萎えてしまうんだけど、これが動物園レベルの話になると聞いてて面白い。

「ゾウのケージに忍び込んで殺される」

「猛獣と戦いたくてケージのガラスを殴ってぶち破り怪我をする」

「キリンのケージにゴミを放り込む」

等など。

日本人は江戸時代から明治初期位までは世界一誇り高い民族と謳われたとかそうでなかったとか言われるけど、現在に面影無し。

ゾウに殺されてしまうとか意味が分からない。

余談だがゾウは、好意あるフリをして近づき、擦り寄るようにして人間を気がつかせないようにナチュラルに壁際に追い込み、甘えるフリをしてぺシャン!ってやっちゃうそうだ。

それも怖い。

私は馬にならやられそうになった事がある。

動物園や牧場で働かせてもらった(実習だけどね)事があるのだけれど。

馬も頭が良くて、裏彫りと言って、蹄や蹄鉄に詰まった泥を一日の終わりに取り除いて馬房に入れる(やらないと病気になるので)時に、癖の悪い馬で、そろそろと後ろ足を横に動かし、探るようにして近づいて私の足を踏みつけようとしていた。

あまりにもナチュラルで気がつかないところだったが、私は目ざとい。

気がついた瞬間、馬の首に正拳突きと膝蹴りを一発お見舞いしてやった。

動物虐待と思われかねないが、しつけの一環であるし、大体分厚い筋肉の馬を殴った所でノーダメージ。

全く効かない。

一種の脅しなんだが馬は耳を寝かせて怒ってました(笑)

頭が良い動物は=狡猾であると思って間違いないのでは?なんて考える事も。

馬なんて特にそうだが、見ず知らずの動物に手を出すなとは言われる。

こちらとしては可愛いから手を出す。

でも人間→愛情→動物と言う流れであり、動物が愛情を受け取ってくれるとは限らない。

餌を貰ったとか見慣れたとかだと動物と人間の間にまだ何かしらの繋がりはあるだろうが、知らない動物と知らない人間では上手く行かない事も多い。

知らない動物を触る前に知っている人間に話を聞くというのは大変重要に思えてならない。

で、話を元に戻そう。

日本人はモラルが無い。

オーストラリアの動物園で、園内で飼育されている希少な生き物を忍び込んだ民間人の小童が同じく園内で飼育されているワニに全て与えていたなんてニュースは流石に聞かないが(あそこらは動物のケージに簡単に侵入できる作りなのでしょうがない。見てきたけどね)、それに近い例と言うのはある。

そして次に多いのが飼育者の油断。

動物園の中に居るオリの中の生き物は飼いならされていても野生動物だ。

オリの中の野性であり野生なのだ。

飼育している猛獣のケージに箒一本持ってホイホイ入っていき殺されたり、サルケージの中を掃除するのにサルを予備ケージに移さずに入り、手や肩に止まられ、頭や手足をめっためったに噛まれる(あの犬歯と力強いアゴで)事故で大怪我をしたりなどと聞く。

絆でもあると思ったのだろうかと思ってならない。

絆云々は群れで生活する一部の動物だけだと思うんだよなぁ。

ちょっとこの辺も書いていこうかな。

オーストラリアの動物園云々とかもそのうち書いてみようと思う。
by orientalis | 2009-02-08 01:03 | Monolog
<< マイキーの居る風景 共感してしまったので。 >>