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スコ
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スコティッシュ・フォールド(トーティシェル)
Felis silvestris catus





猫にしても犬にしても、はたまた金魚にしても奇形の成れの果てと言ったところだろうか。

奇形と言うと、言葉はとても悪いのだけれど、例えば健康に害を及ぼすとか、人間が好まないタイプの奇形は不良と見なされがちだけれど、例えば耳が折れているとか、尻尾が無い、足が短いなどの奇形と言うのは、不思議と好まれ、継続して同じような個体が殖やされ維持される。

それを、世では品種と呼び、つまりは全て同一の種という事になる。
なので、品種同士であれば大きさが異なっても一応は子供も産めるし、遺伝的には問題が無い場合が多い。

まぁ、そうは言っても、例えばチワワにラブラドールの子供を生ませるなどは物理的に無理なわけだけど。
この辺りが良く混同されがちではあるが、遺伝的に見て全く別の動物同士を掛け合わせる種属間交雑とは異なるところ。

これの良い例はラバ・ケッティ・ブンジュウチョウなどのペットもしくは産業用家畜という事になるのだろう。

ところで、前述したただの奇形と言う分野にカテゴリー分けされてしまった動物の中には、変わったものもあって、短命の命でありながらも商用として出回り、高値が付くものがある。

双頭の蛇や亀などが良い例で、ビックリするくらいの高値がつくものの、遺伝的な都合で短命なのだそうだ。
一種の所有欲だけを満たす物という事なのだろうかね。
そういう時には金銭を惜しむなどと言う感覚は持ち合わせないものでもあるし、その気持ちも何となく分る。

私は、特別、双頭には興味ないけれど。


にしても、どこを触ってもブーブーゴロゴロ言うばかりで、特に嫌がる様子も無い我が家の猫。
お腹を撫でようが、尻尾を掴もうがお構いなしと言うのが素敵。
by orientalis | 2012-04-25 17:14 | Mammalia
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