写真のは脱皮間近で目が白く濁っているアオダイショウ。 脱皮が近いので目が白くて周りを良く見れないので、ヘビにとって一番安心するボール状になっております。 手足が無いので、相手の攻撃を手でガードするなんて事は出来ませんので、何かあれば一番大事な頭を強靭な筋肉で覆われた体の中心に隠すわけです。 また、この状態であれば、体のどこを攻撃されても同じスピードで反撃に移ることが出来るので、当に攻防一体の姿勢とも言えますね。 ところで、目の白濁(正確には眼球に被さっている透明な鱗の間にあるリンパ液)・・・ヘビを初めて飼育した人が先ず始めに驚く症例の一つです。 病気じゃないんだけど、病気だと思って病院に駆け込んじゃう人も居るらしいですね。 この状態の時は、餌を食べなくなるのが常ですが、飼育環境に慣れている個体なら餌を食べます。 しかし、この状態の脱皮を控えたヘビに餌を与えると本来は脱皮に回すエネルギーを消化に使ってしまうので望ましくないんですよねぇ。 目は段々とクリアーになっていき、クリアーになった所で脱皮を開始します。 そう言えば、今日はやろうやろうと思っていたミズコブラモドキの水入れを少し工夫しました。 一日中水入れに浸かっていて、水は直ぐに汚れるのでフィルター付けようかケージそのものを工作しようか迷っていたのですが、そう言えば壁掛け式フィルターがあったぁと思って、ケージの中にある水入れに引っ掛けてみました。 思ったほどヘビも気にしていないようだし、40センチ程度の水入れだから45センチ位まで対応している壁掛け式フィルターは当に打ってつけ。 ろ過材としてリングろ過材とか、ウールマットとか適当に詰め込んで起動させてみました。 ただ、飼育動物がヘビで、メインにマウスを与えているので、糞に含まれる毛で水中モーターがやられないだろうかというのが少し不安。 でも、ピッタリ&しっくりくるし、壁掛け式だからフィルターそのもののメンテナンスも楽だし、これは良いな。 水替えの頻度が減りそうで良い感じ。 生き物飼育は創意工夫だなぁと。 考えないと駄目よ。
by orientalis
| 2014-05-12 17:09
| Monolog
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