国立科学博物館では。。。
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アオダイショウElaphe climacophora

※写真のはブラックアイ(黒目)個体※


写真を見返していたらアオダイショウの写真が目に付いたので、日記のネタにしようかと。



東京都台東区にある国立科学博物館にて絶賛展示中の、この蛇の剥製のラベルのところに、シマヘビElaphe quadrivirgataと明記されている。
それも昨日や今日の話ではなく、恐らく開館してからずっとなのだろう。

問題なのは問題なのだけれど、それを見たところで入ってくる客の6~8割くらいは動物に興味もなければ、国立科学博物館で、しかも壁一面に展示されている死骸・・・いや、剥製の中で、アオダイショウという蛇に執着し、そして覚え、記憶に焼き付けるなんて人も皆無だろうし、寛大な大きな視野を以てすれば大したこともないのだろうけど(だからこそ十数年近くそのままなのだろうけど)、面白いのは誰もそれを指摘してこなかったというところだろうか。

まさか分からなかったなんて事はないだろうから、青大将なんて見てなくて気がつかなかったというべきか。
あれだけの剥製を一つ一つ食い入るように(珍しい動物でもないのに)見ていくのは相当変態だろうからね。

私も友人に話を聞いて、一緒に見に行ったのだけれど、確かにそう書いてあった。

で、それも気になったけれども、あそこの剥製はどういう意図で展示してあるのだろうか?
こういう生き物も居るんですよ程度なのかな。

例えば雷魚(真面目に判別しなかったからカムルチーかライヒーか分からないけど、ライヒーっぽい)なんかは、40センチ程度の個体が剥製になっているわけ。

でも、どうせ展示するのであれば、スペースの問題もあるとは思うけど、これくらいの大きさになりますよくらいは、やった方がイイんじゃないかなぁって思ったのが率直な感想。

カムルチーなら天然では1m超えするし、タイワンドジョウ(ライヒー)も70cmくらいにはなるだろう。

それ以外にも、このサイズ展示して意味あるのだろうかって言うのが多かった気がする。



ちなみに、話が逸れてしまったけれど本家本元、本物のシマヘビはこういう蛇。


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シマヘビElaphe quadrivirgata




シマヘビには縞模様がない(パターンレス)個体や全身漆黒の黒に覆われた色彩変異が存在する。
シマヘビではあるけども、俗にはカラスヘビ(色が違うだけの同種)という洒落たネーミングを授けられている。


両者とも子供の頃は模様が違うので別の蛇と思われがちだけど、青大将は小判模様があり、シマヘビは赤っぽい模様と陰険な赤い目が特徴的で、先ずそれと分かる。


この二種は、本土を代表する無毒蛇であり、都市化が進んだところであろうと問題なく生きている生物。
シマヘビは河川敷や公園など、少し自然が残っているような場所に多いけれど、アオダイショウのしぶとさは凄く、住宅街にも普通に生息する。

元々、食事はネズミや鳥などであるから都市部でも困らないのかもしれない。

シマヘビは哺乳類だろうと鳥類だろうと魚だろうとカエルだろうと餌にするものの、自然下では主にカエル等を捕らえているようで、私も野外の観察ではミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)Trachemys scripta elegansのものと思われる卵を捕食している場面に遭遇したことがある。
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by orientalis | 2014-10-01 21:39 | Monolog
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