クマンバチ
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キムネクマバチXylocopa appendiculata circumvolans






台風が過ぎた、秋晴れの気持ちの良い上野公園にて、昆虫観察をしていると、どこからともなく飛来する、ずんぐりむっくりとした蜂。

写真の個体は、日向ぼっこがてら、花粉で汚れた顔の掃除を熱心にしていた。

私の住む埼玉県ではクマンバチ(方言です)と呼ばれる大型の蜂。
正式名称はキムネクマバチいい、ブーンという大きな羽音と立てながら花の間を行ったり来たり。

私が観察をしていた花園には、他にもセイヨウミツバチApis mellifera ligusticaとかクロスズメバチVespula flaviceps、キタテハPolygonia c-aureum、アオスジアゲハGraphium sarpedonなどが飛来し、花粉だとか蜜だとかを一生懸命集めていて、それはさながら虫のレストランのようで非常に賑わっていた。

なんだか見ていると、人の世界と虫の世界で二つに分かれ、それは相交わることのない独自の世界が二つある感じでとても面白い。

休日に、花にカメラを向け、ハチに臆することもなく至近距離からカメラでハチを追い掛け回している辺り、上野らしいといえば上野らしい風景なのかもしれない。

誰も、それに対して冷ややかな目線を送るなんて事もないので、気にせずのんびりと撮影することができた。

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巣を守るときは別として、ハチの仲間は好物である花粉集めをしている時は、基本的には花にしか興味がないため、近寄っても刺されるということは少ない。

ただし、タカをくくって近づいたら気がつかないだけで近くに巣があり、それを守るためにハチに襲われるという事もあるだろうから注意が必要なのは勿論のことだけど。


いつだったかグルメ通の間で人気のクロスズメバチの幼虫やハチミツを取るために、花の蜜集めに必死になっているクロスズメバチの腹部に紙の紙縒りをピンセットで引っ掛けて、飛ぶのを待ってから追跡し、地中にある巣穴を見つけて防護服に身を包んで掘り起こすなんていうドキュメンタリーをやっていた。

それくらい蜜集めに熱心なハチというのは摘まれでもしない限り襲いかかってくるものでもなく(※スズメバチ属など種類にもよっては、危険なのもいると思います)、また姿形も面白く、そそられるものが多い上に大型の物が多いため、被写体としてはうってつけなのかも。

余談ですが、アリはスズメバチ上科の生き物なのでスズメバチの仲間です。
姿かたちはスズメバチとかにそっくり!ミツバチとはまたちょっと違ってきますね。
で、あれもそそられますね。
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by orientalis | 2014-10-14 18:48 | Monolog
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