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現地のそのまんまを
夏休みに思いつきで香川県に行ってきた事を書こうと思う。

まぁ、旅日記はmixiに掲載して、同じ物をここにも・・・ってなると少ししんどいので、語らなかった部分を書こうかと。

一般の方々が読んで糞詰まんないかも知らない部分になるけれど、ここなら良いかな。

ご存知か知らないが、瀬戸内海を中心とした回りの地域(大坂も含む)にはタワヤモリと言うヤモリが住んでいる。

見分け方は肌が滑らかで(ニホンヤモリに見られる大型の鱗が無い)、尻尾にはくっきりとバンドが入っている。

こちら関東には居ないヤモリと言う事で深夜のフィールドワーク(実際は終電を逃したから12キロ先の桂浜まで歩いて移動している最中だった訳)が実に楽しかった。

当然関東人である私めには壁にくっついているそいつはニホンヤモリにしか見えない!

だけど、居たら捕獲してみたなるのが少年の心ってもんです。

上手いよ私は!

逃げようとするヤモリにぱっと飛びつき、捕獲。

それで、その瞬間

「そういや関西のヤモリにタワヤモリってのが居たっけ」

と思いまじまじと眺めてみたわけです。

均一な鱗、これはまさしくタワヤモリ!

深夜の高知で喜ぶ人、それは私。





き ち が い





彼らは明るすぎる場所には絶対に居ないし、必ず間接光の当たる見晴らしの良い壁にへばりついている。

そして、当然ながら強いものが良い場所を陣取る。

こういう事は本には絶対に載ってないと思う。

実際に見て、聞いて、嗅いで、感じる

動物を理解するのに必要な事だとその時思った!

観光していただけなのに思わぬところで大事な事を学べた喜びに酔いしれてしまった。

魚でも哺乳類でも爬虫類でも両生類でも虫でもそうだけど、知らない土地で見かける動物は一般的なのほど嬉しい。

結構意外だけどね。

アマゾンでシルバーアロワナ釣り上げたり、浅瀬を行くフェスティバム(若い子は知らないそうだ)の親子を見たりすると感動物だと言うし、実際自分もフィールドでゴシキセイガイインコ・モモイロインコ・ワライカワセミ・コアラ・ヒガシウォータードラゴン・ワイルドターキー・タワヤモリ・ホオグロヤモリ等に出会っているけれど、とても感動する。

目の前をオオコウモリが!ってのも凄いけどね。

現地のそのまんまを感じる!

一朝一夕にやろうって言って出来る事じゃないけれど、やって絶対損はしないし、それ自体良い思い出になるし・・・・・。

あの時、讃岐うどん食べたいと言う欲求だけで深夜バスに乗り込んだ甲斐があった。

香川の何処に着くかとか考えず、思いつきで高松に漂着したし。

今度はオカダトカゲでも・・・。

ケナガネズミとか見るだけで良いから見てみたい。
by orientalis | 2008-12-25 23:54 | Monolog
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